結婚祝いにグラス、つまり割れ物は一昔前までは「割れる=縁起が悪い」ということでタブーとされていました。しかし近年、実用性のある物を喜ぶ新婚さんも多く、かえって定番の贈りものになりつつあります。というわけで今回は、その中でも人と被りにくい、おしゃれなワイングラスについてご紹介します。

北欧デザインの代表格|Iittala(イッタラ)スマートエッセンス

イッタラは1881年創業の、伝統的ガラス工業。現在は陶磁器やカトラリーなど、調理道具も扱うトータルブランドへと進化したものの、そのデザインの根底には昔ながらの生活に根差した実用性が秘められており、モダンでありながら暮らしになじむフォルムが特徴です。

純粋にワインを楽しむことを追求して作られたエッセンスシリーズは、シンプルながら通常のワイングラスとは一味違う独創的なデザインを持っています。長いステムは見た目にもスマートで使い勝手が良く、気取り過ぎないので普段使いにこそ輝く一品。お祝い品としてプレゼントする際には、自由に食器を組み合わせられるギフトセットの利用もおすすめです。

ワインが苦手な人にこそ贈りたい|RIEDEL リーデル・ヴェリタス

RIEDEL(リーデル)と言えばグラス製造で圧倒的シェアを誇るメーカーですが、そんなリーデルの中でも、リーデル・ヴェリタスシリーズはひとつ格が違うライン。ハンドメイドの風合いとマシンメイドの精密さを兼ね備えていて、繊細なフォルムと耐久性を両立させています。

オーソドックスな丸みのあるグラスはカベルネ・ソーヴィニヨンの魅力を引き出すのに適しており、熟成した赤ワインを楽しみたい方にぴったり。実はこの「魅力を引き出す」というのがポイントで、香りの開いたワインは渋みもまろやかになるため「赤ワインの渋みが苦手」という方にこそおすすめしたいグラスです。

高級グラスの代名詞|Baccarat(バカラ) ゴブレット

バカラは、フランスのクリスタル製品を手掛けるラグジュアリーブランド。製造された商品のうち、なんと3~4割は品質基準の高さゆえに破棄されるという徹底した管理を行っていて、そのクオリティは各国王室で使用されてきた実績からも明らかです。

側面にあしらわれたディアマン・ビゾーと呼ばれるカットは、かつてシャンデリアにも採用されていた伝統的なもので、見る角度によってきらきらと光を反射し、さまざまな顔をのぞかせます。独特の六角形の台座も特徴的で、目上の方への贈りものとしても自信を持ってプレゼントできる、世界に認められた一級品です。

ただし、それなりに値段がするものですので贈る際はお返し不要であることを伝えるなど、相手方の事情も考えられると良いかもしれません。

一味違う九谷焼のワイングラス|ワインカップ 花の舞 ペア

いまどきワイングラスのプレゼントなんて人と被るかもしれない、そんな不安をお持ちの方は、クリスタルやガラスのグラスではなく九谷焼のワイングラスを贈ってみてはいかがでしょうか。

ショップで贈りものとして購入する際にはプレゼント用の木箱への詰め替えも対応してくれますし、焼き物ならではの味のある名入れを施すこともできます。木箱だけでなく、焼き物らしい和のエッセンスがあしらわれた包装紙などは、珍しい贈りものとして喜ばれること請け合いです。

天然素材が馴染み深く新しい|RIVERET(リヴェレット) ワインベッセル

こちらも特別感のあるプレゼントを求める方におすすめの、竹製ワイングラス。リヴェレットはワイングラスのほかにもさまざまな竹製食器を製造しているメーカーで、ひとつひとつ職人が手掛ける食器類は、見た目からは想像もつかないほどの耐久性を備えています。質感を失わない独自のコーティングにより、ワインなど色の濃い液体を注いでも色移りや染み込みは全くなく、お手入れも簡単。

高さのあるグラスは存在感があり、テーブルに置くだけで不思議な高級感を演出してくれます。シックなラッピングは、年齢問わずプレゼントできる贈答品としておすすめです。

お祝いの気持ちをとっておきのワイングラスに込めて。

今回ご紹介したもの以外にも、ワイングラスにはさまざまな種類がありますので、贈る方との関係次第では普段どんなワインを飲まれるのかリサーチしても良いかもしれません。あるいは、自分で試してみて良かったからなど一言添えることで、一層お祝いの気持ちを込められると思いますよ。

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