
暖房効率アップ!冬場のサーキュレーターの便利な使い方
出典: shutterstock
サーキュレーターとは部屋の空気を巡回させてくれる、扇風機と似た形をした家電です。サーキュレーターを上手に使って、快適に冬を乗り切りましょう!
サーキュレーターという家電を知っていますか?外見は扇風機とよく似ていますが主に夏に活躍する扇風機とは違い、サーキュレーターは冬にこそその威力を発揮します。コストを抑えつつも快適に冬を過ごせる、サーキュレーターのおすすめの使い方をご紹介します。
サーキュレーターが特に冬におすすめな理由は?
サーキュレーターは足のない扇風機のような形をしており、しばしば扇風機と混同されることも多いようです。しかしその役割は部屋全体の空気を循環させることで、冷暖房の効果をアップさせてくれるというもの。電気の節約にも役立つ、嬉しい助っ人なのです。
中でも冬はエアコンやファンヒーターを使っていても、なかなか部屋が暖まらない…ということが起こりがち。これは暖かい空気は上へ上へと上昇してしまう性質があるためなのです。せっかく暖めても天井の方へと空気が逃げていってしまうので、床付近はなかなか暖かくならず暖まるまでじっと耐えるはめに。こんな時にサーキュレーターがあれば、逃げた暖かい空気をかき混ぜて部屋全体を暖かくしてくれるのです。
サーキュレーターはどう使う?おすすめの置き方とは
高所に設置して下へ送風する方法
一つ目の使い方は天井付近や2階の手すりなど、高い所にサーキュレーターを設置して下に向かって送風する方法です。吹き抜けだったり、天井が高かったりする場合に特に有効です。
上にたまった暖かい空気を直接サーキュレーターで床の方向へ送り込めるので、すぐに暖かさを感じ取ることができます。またサーキュレーターを床に置かないので、場所を取らないのもメリットですね。ただし万一サーキュレーターが落下して事故になったら大変です。サーキュレーターの振動で緩むことがないよう、しっかりと固定しましょう。
下から天井に向かって送風する方法
一般的なサーキュレータの使い方が、床に置いて天井へ向けて送風する方法です。冷たい空気を上に送り込んでかき混ぜ、全体を均一な温度へと導いてくれます。直接体に風が当たることがないので体の負担が少なく、赤ちゃんや小さなお子さんがいる場合でも安心して使うことができます。
上から下に向かって送風する場合に比べると効果がゆるやかなので、即効性には多少劣るといえるでしょう。しかし直接風が当たることで床の埃やハウスダストを勢いよく舞い上げたり、肌が乾燥したりする心配が少ないので、アレルギー体質の人にもおすすめの方法です。
エアコンなら直接風をあてる方法も
ちょっと乱暴な方法ではありますが、火の気のないエアコンなどの暖房器具であればエアコンに向けてサーキュレーターを設置するのも効果があります。サーキュレーターを床に置いてエアコンの吹き出し口の方角へと角度を合わせ、エアコンから出てくる暖かい空気にぶつけるように送風するのです。すると暖かい空気が拡散されて、部屋全体を暖めることができます。
ただし石油断ヒーターなど火の気のある暖房器具にはこの方法は厳禁です。火が消えたり最悪火が燃え移ったりして非常に危険なので、決して行わないようにしてくださいね。
冬の換気にも便利!短時間で空気の入れ替えをする方法
冬はどうしても窓を閉め切って暖房を使うので、汚れた空気が部屋にこもりがち。そのため窓を開けるなどして定期的に換気し、新鮮な空気と入れ替えることが大切です。しかし寒い中長時間窓を開けるのは辛いもの。できることなら短時間で済ませてしまいところです。
そんな場合にもサーキュレーターは大活躍。窓から外に向けて設置することで背後の室内の空気をすばやく外へ排出し、短時間での換気することができます。これなら冬場の換気も、さほど辛くなくなるかもしれません。
冷暖房器具と合わせて使えばとても便利なサーキュレーター。ほかにも換気に部屋干しにと使えるシーンはいろいろとあります。日本での知名度はまだあまり高くはありませんが、冷暖房の効果を上げることで電気代の節約にもなる、おすすめな家電なのです。オシャレなデザインのものもたくさんありますので、自分の好みにあったサーキュレータを探してみてくださいね。
19,800円
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