デコボコになった格子模様が特徴のお菓子ワッフル。ワッフルといえばベルギーワッフルが有名ですが、世界にはほかにもワッフルの種類があり、味や食べ方もさまざまです。世界各地で楽しめる、おいしいワッフルをご紹介します。

クッキーのようなオランダのストロープワッフル

ワッフルというとボリュームのあるイメージがありますが、ストロープワッフルは、薄めのクッキーのような生地にキャラメルがサンドされたものです。そのまま食べるのもよいのですが、コーヒーやティーカップの上に載せて少し温めて食べるとキャラメルが溶けてさらに美味しくなります。また、一旦トースターで軽く焼いたり、アイスクリームに添えたりサンドしたりして食べたりするのもおすすめです。

ストロープワッフルはオランダでは家庭で定番のおやつのひとつで、街中では焼き立てが屋台で売られています。生地の香ばしさと濃厚なキャラメルのコンビネーションはストロープワッフルならではの味です。

ホットケーキのような食感のアメリカンワッフル

ベルギーワッフルはイーストを使い発酵させますが、アメリカンワッフルの場合はベーキングパウダーを使用しています。そのため、生地からすぐに焼くことができ、表面はさっくりしていますが、中はふんわりとしたホットケーキのような食感です。生地自体の甘さは控え目であっさりとしているので食べやすいです。特にクリームやフルーツとの相性がよく、トッピングでさまざまな楽しみ方ができます。最近ではクリームなどをサンドしたワンハンドタイプのアメリカンワッフルも登場しており、気軽に食べられるスイーツとしても人気があります。

ふわふわでハート型のノルウェーワッフル

ノルウェーワッフルもベーキングパウダーが使われるため、ベルギーのものよりも柔らかいことが特徴で、アメリカンワッフル同様、ホットケーキのような感覚で食べられます。生地にヨーグルトやサワークリームと、カルダモンが使われるのが特徴です。生地自体は少し甘いだけなので、クリームなどのトッピングで食べます。ブルノスト(ブラウンチーズ)とサワークリームで食べるのがノルウェー流です。生地は少し薄めで、ハート型の焼型が主に使われています。

一風変わった形の香港のエッグワッフルも流行

一風変わったワッフルといえば、香港のエッグワッフルでしょう。鶏蛋仔(ガイダンジャイ)とよばれる香港のワッフルで、ベビーカステラが繋がったような独特の形が特徴です。レシピはさまざまで、練乳やココナッツミルクが使われたり、フレーバーを生地にあらかじめ混ぜてから焼いたりしています。そして、本来はちぎるようにしてそのまま食べていたのですが最近ではクレープのように、エッグワッフルでアイスクリームやホイップクリームをサンドして提供するお店が増えています。見た目が可愛らしく、香港だけでなくニューヨークでも流行しているそうです。見た目よりも重さはなく、外側はパリっとしていますが、中身はもっちりとしています。

日本にも独自のワッフル文化があった

そして、日本にも独自のワッフルがあります。日本ではソフトなアメリカンタイプに近いワッフルが主流でした。小判型や三角形でクリームをサンドするものや、棒状で中に具を挟むタイプのホットドッグのようなものなどがあります。また、少し前には小麦粉でなくお餅をワッフル型で焼く、モッフルというものも登場しています。日本ではワッフルはヨーロッパやアメリカほど定番といえるものではないものの、人気のある食べ物です。

 

ワッフルはそれ単体でも美味しいですが、自由にアレンジして食べられるのも魅力のひとつです。生地はもちろん、トッピングもバラエティ豊かに揃います。ベルギーワッフルもおいしいですが、ほかの各地のワッフルも是非楽しんでみてください。

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