年賀の時期には、部屋を和風に飾ってお正月ムードの中でお餅やおせち料理を食べたいものですよね。そんな要望にこたえる和飾りを紹介します。自分の部屋を飾るだけでなく、年賀の贈り物としても使えるアイテムもあります。お友だちや大切な人への年賀のご挨拶に持参すれば喜んでもらえるでしょう。

かわいい招き猫で気分のやわらぐ和飾りを!

お正月に部屋にかわいい飾りつけをするのもオススメです。スタンダードな正月飾りのほかに、縁起物として重宝されている招き猫を飾ってみてはいかがでしょうか。招き猫の由来はいくつかありますが、江戸時代の武将である井伊直孝が、猫に手招きされてお寺に寄ったという話が有名です。寺に寄った直孝は、突然降った通り雨に濡れずにすみ、ありがたい説法も聞けたと喜び、寺に寄付をしたとのこと。猫がお金を呼び寄せたというわけです。
招き猫は、右手をあげているとお金を招き、左手をあげているとお客を呼ぶ、ということはよく知られています。しかし色にも違いがあるということをご存知でしょうか。白は一般的ですが、黒い猫には厄除け、赤い猫には病除けの意味があるそうです。お正月には黒い招き猫で、厄除けをするのもいいかも知ませんね。招き猫は年賀の贈り物としても喜ばれます。大切な人に送ってみるのもいいでしょう。

鏡餅は鏡を模したもの。神聖な場所に飾ろう

年賀の時期に飾るものとしては鏡餅も外せません。日本では昔から鏡を神聖なものとして扱っており、3種の神器のひとつでした。鏡といっても古代の鏡は銅鏡ですから、分厚く丸かったのです。誰もが銅鏡を手に入れられるわけではないので、形の似た鏡餅を銅鏡の代わりにしたのです。
重ねられたお餅の大小は、太陽と月を表現しているといわれております。陰陽を重ねて円満無事に歳を重ねる、という意味があるようです。
鏡は神様の居場所である、神聖な場所に置く必要があります。鏡餅も同様に、部屋の中でもとくに格式の高い場所に置くようにしましょう。床の間があればベストですが、今は床の間がない家も多いのでそれに代わる場所、たとえばお茶の間などのなるべく清潔な場所に飾ってください。

ドアや部屋にはしめ縄を飾って災厄を払おう

お正月の飾り物として、まず頭に浮かぶのがしめ縄です。しめ縄の由来は神話の時代にまでさかのぼります。日本の神様として広く知られている、天照大神。天照大神が機嫌を損ね、岩屋に隠れてしまったことがありました。太陽の神様が隠れてしまったために世の中は暗闇で包まれてしまいます。困った神様たちは苦労のすえ天照大神を岩屋から引き出すことに成功し、天照大神が再び岩屋に隠れないように、岩戸をしめ縄で閉じました。これがしめ縄の由来です。他にも諸説ありますが、邪神を払う、また現世とあの世を分ける結界、という意味があるようです。
いずれにしても縁起の良いものですので、年賀の時期には飾っておきたい和飾りのひとつです。クリスマスリースのようなタイプのものはドアに飾れますし、部屋の中であればしめ縄を簡略化した輪飾りを飾ってもいいでしょう。

緑鮮やかな門松は日本のお正月のシンボル?

門松を飾る家は減ってしまいました。大きなものなので場所を取るし、片付けるのも面倒…と思われているのかもしれません。しかし門松こそが日本のお正月の雰囲気を強く醸し出すアイテムではないでしょうか。玄関先に門松が並んでいるのを見ると、古き日本のほのぼのとした空気が漂ってきます。門松は、煩雑な日常生活とのんびりとしたお正月を区切ってくれる役割を果たしているのです。
神様を迎え入れる準備ができていることを報せる、それが門松本来の役割です。松には神様を待つという意味があります。家内安全の神様や、ご先祖様たちを迎え入れるためにも、今度のお正月には門松を飾ってみることも検討してみてください。

お正月飾りはいつ飾って、いつ片付ければいいの?

お正月飾りはいつ飾って、いつまでに飾りを終えればいいのでしょうか。飾るのに縁起がいいのは八のつく日といわれています。八は末広がりの意味があるからですね。よって飾るのは12月28日がいいでしょう。逆に飾るのによくない日とされているのが、12月29日と31日です。29は二重の苦しみ、31日は一夜飾りといわれ縁起が良くないこととされているようです。飾りを終える日は、1月7日がいいでしょう。ただし地域によって諸説ありますので、そちらと合わせて参考にしてみてください。また鏡餅は、鏡開きの日である1月11日に食べるようにすることが一般的です。
お正月の飾りは、神社で処分してもらいます。手続きの方法などは町内会で聞くか、近くの神社に直接問い合わせると良いでしょう。焼却をしてもらう、という形になることが多いようです。招き猫に関しては処分する必要はありません。一年中ご利益のあるものなので、大切に飾ってください。

年賀の時期には普段の喧騒を忘れてお正月ムードに浸りたいものです。しめ縄や鏡餅といったスタンダードな正月飾りや、贈り物としても喜ばれる招き猫などを用意して、平穏でほのぼのとした和風のお正月を迎えましょう。

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